「ハイキュー!!」
週刊少年ジャンプ掲載中の漫画原作としては、珍しく「主人公が負けることが多い」スポーツ作品。
負け続ける中で学習し向上する、そこを丁寧に描いた良作だ。
ここまでの内容で見る限りは、アニメーション化された週刊少年ジャンプ原作としては、「SLAM DUNK」と同程度、負けているんではないだろうか?
一部にトンデモ設定があったり、もとは名門校で先輩に実力者がいるのにここまで勝ててないが不思議だったするのは、ご愛敬。
このところ「黒子のバスケ」や「ダイヤのA」で、スポーツ作品にも進出著しいProduction I.Gの手練れたまとめ方が見事。
試合シーンの熱さが、魅力を三倍増していると考えます。
周りのキャラは、「黒子のバスケ」より、コチラの方が断然魅力的。
その分だけ、物語の進行に厚みが増しているってことです。
個人的に、「プリキュア」シリーズで名を馳せた大塚隆史氏演出回が好き。
恐らくいろいろな要素吹っ飛ばしているのだろうけれど、凝縮感があって堪らない。
こんなのもされるのなら、もっとやって下さい。
これは、二期へ続くンでしょう、ね?