見終えて意味不明「残響のテロル」

　このところノイタミナ枠で定着しつつある、ちょっと小難しいハード路線。
　色々なところで賞を取ったらしいが、エンターテインメントとしてどうよ？って思うところがある。
　
　主人公たちが起こすことがデカイ割りに（ほとんどテロですな）、その目的や動機付けが曖昧で、描き切れていない。
　また、「ハイヴ」という取り締まる側のキャラの登場は唐突で、勝手に場を荒らして勝手に消えていってしまう。
　ヒロインの子も一体何をしたかったのだろう？
　
　信頼のノイタミナ枠貯金で最後まで視聴したが、アニプレックスが制作に関わっている方は、外しているものが少なくないように思う。
　一方のTOHO animationが、結構なクオリティで作ってくることが多いだけに、そろそろお尻に火がつくのではないかと、逆の意味で期待する。
　そう思わないと、正直に申し上げて、辛すぎるのだ。