前作よりのアップデートが少ない「マクロスΔ」

 「マクロス」シリーズ、大きな流れで書くと「超時空要塞マクロス(1982年)」→「マクロス7(1994年)」→「マクロスF(2008年)」→「マクロスΔ(2016年)」になると思う。
 
 で、「マクロスΔ」。
 こいつは、「マクロスF」の高精細版以上になり得ていない。
 設定に新味はなく、「ああそうですか」という話の流れ。
 ポイントのひとつである楽曲は、菅野よう子氏から分業体制へ移行、一貫性を失い,なお且つグレードダウンする有様だ。
 
 「マクロスF」から10年近くたって、コレを知らない世代に向けたリニューアル版の位置づけなのだろう。
 知っている世代には、見る必要なしだ。
 まァ、*1アップコンで作った16:9の眠い映像を、今の若い子たちに楽しめと言うことはムリで、そこが「マクロスF」視聴から遠ざけている可能性あるとすれば、作った意義はあるンだろうが。
 
 ...ということで、ボクは視聴中止なのだった。

*1:当時の視聴環境を考えれば、割り切りは仕方ないところあったのだけれど...