あなた、最低です(いい意味で)

 予告通り、三月に終了した番組から。
 今回は、「鉄のラインバレル」。
 ロボットものとしては、「機動戦士ガンダム00(セカンドシーズン)」も同時期に放映していたけれど、主人公が中二病な分「鉄のラインバレル」の方が、より素直にロボットものらしい感じがした。
 
 本作も、原作の都合で、途中からオリジナルストーリーに突入。
 それ以降、若干失速し,我田引水な展開はあったけれど、妙に理屈っぽく途中で飽きてしまった「機動戦士ガンダム00」より、良く話をまとめたと思う。
 
 能登麻美子のおっぱいを触れるなんて(それは中の人だって!)、ナイスな展開ぢゃないすか!!
 
 残念だったのは、やっぱりGONZOらしくメカの3DCGの部分が、「いかにも3DCGでやってます」と言う仕上がりだったこと。
 GONZOの伝統のようだが、3DCGなんて今やサラッと使う時代でしょう。
 それと、キャラクターデザインが平井久司だったこと。
 平井絵が良くないと宣言するのではないが、この人の絵はクセがある。
 なので、ロボットものでは「機動戦士ガンダムSEED」を担当した経緯から、「鉄のラインバレル」に使うと作品の個性,印象がどうしても薄くなってしまう。
 原作があるのだから、それを生かしたキャラデザにすれば、と。
 わざわざ有名な人を使う必要は、なかったなぁ。