A-1 Picturesの行く先を憂う

 この会社が表に出てきたのは「おおきく振りかぶって」だと記憶している*1
 あの作品は体制を整え準備万端だったのか(それとも、監督か脚本が良かったのか)、非常に丁寧にまとめられていた。
 それが、作品を量産するようになってから、どんどんクオリティが下がりこの体たらく。
 これが「鉄腕バーディー DECODE:02」の感想である。
 タイトルに「DECODE」を冠し、原作と距離を置く立場をとっていなければ、怒り心頭のストーリーだが、それは横に置いておく*2
 そこを書いたら、「かんなんちゃら」は、OPで神様が踊っているだけだし。
 
 課題は、動画だなぁ。
 同時期作品となると「黒神 The Animation」が比較の対象とできると思う。
 だが、同じ難易度と推察されるアクションシーンだが、出来の差は歴然。
 サンライズにはノウハウがある、と言っちゃおしまいだけれど。
 ソニー資本100%の会社だから、環境は整っている(少なくとも、「おお振り」の時は何も問題はなかった)ハズなので、総合的マンパワーが原因なのかな?
 
 このまま惰性で作り続けても、下がり続けるだけでロクなことはないと思うので、一旦体勢を仕切り直しをして欲しい。
 でないと、この会社が制作にクレジットされた時点で、ソフト購入どことか,視聴もパスしそうだ。

*1:一応、wikipediaでもそうなっている。

*2:これは、良い監督,シリーズ構成など迎えればを立て直せる部分だと考えているので。