毒にも薬にもならぬ、「明日のよいち!」
特に食いつく要素もなく、画は普通,演出も普通,音響全般も普通,ストーリーも普通の萌えハーレム系。
逆に、決定的に視聴を切る要素もなく、何故か最後まで見てしまった。
そんなアニメ。
たまにあるよね、こういうの。
酒のつまみに視るのに丁度良い感じで、話題性なく終わってしまう。
TBS的には、斑鳩四姉妹*1に視聴者が食いついてくれれば、との思惑があったのだろうけれど、それには失敗している。
メインヒロインは、佐藤利奈が担当。
僕の中では、役は器用にこなすけれど、常にワンパンチ足らない印象。
脇役(EDの二枚目くらい)が適当な人で、ここでもキャラが立たなかった。
二番手は、戸松遥。
流行に乗ったツルペタ&ツンデレ。
原作を考えると、脚本と演出の意図では、こちらを強く押していた雰囲気はあったれど、決定打が出ず。
戸松遥は、このところ出演作品数が多過ぎて、全てを消化してこの役に臨めたのか疑問はあるので、まだ、今の環境では弁護の余地はある。
美味しいところをさらっていったのは、田村ゆかりかなぁ、と思う。
姉二人と距離を置いた立ち位置で、少ない登場回数。
その中で、キッチリ印象は残した。
伊達に、何作もメインヒロインを張っていない。
ベテラン、失礼、中堅の意地は見せた、というところだ。
*1:四女は僕の守備範囲外なので、今回は述べません。