ファンタジー物のアニメ化は難易度が高いのかも知れない

 「グイン・サーガ」,「クイーンズブレイド」と、立て続けに継続視聴する気にならないとしたファンタジー物だが、また屍がひとつ。
 「PandoraHearts」ね。
 
 先に出た2作品と異なり、僕は、月刊Gファンタジーを毎号購読しているから「PandoraHearts」は連載開始当初の内容の記憶は微かだけれど、特に普通に継続して読んでいる作品だ*1
 だから漫画では全く不満がない作品だったので、アニメ化されて違和感を抱くとは微塵も思わなかった。
 普通に、継続視聴するのものだと思っていた。
 
 つらつらと考えていたのだけれど、あくまでも仮定だけれど、アニメ版「PandraHearts」は原作に忠実すぎるのではないだろうか?
 XEBEC自体は、「OverDrive」など(ソフトが売れたかは別として)で、原作つきの物も成功させている*2
 前述の通り、記憶は微かだけれど、原作通りに物語を紡いでも、漫画とアニメでは受け側が感じるストーリーの印象と異なり、ファンタジー物では特にそれが如実に出てしまうのではないかと。
 振り返っても、ファンタジー物で成功した最近の例は「D・N・ANGEL」?
 これでも、結構古い。
 「ツバサ」とか、CLAMPでもまるっきりダメダメだったものなぁ。
 
 このジャンル、連載進行中の作品のアニメ化は難易度が高いのかも知れないと思い出した。
 完結後ストーリーを再構成するとか、ゲームをもとにした物にするとか。
 分岐があってハードルは高いが、後者はストーリーは完結した物となっているので、やりやすいかも知れない。
 ビジネス的にも、連載が終わった漫画をアニメ化というのは、ね。
 
 あまりすっきりとした書き方になっていないけれど、この辺で。

*1:グイン・サーガ」は絶筆となってしまったので、一生読まないと思うけれど。

*2:魔法先生ネギま!」は、作者の注文が多すぎて失敗したのであって、XEBECの責任ではないだろう。