「Fate/stay night」を見に行きたいかと問われると

　どうも積極的にはなれない。
　また、Blu-rayやDVD化されるのだろうけれど、買う気にもならないだろう。
　
　理由は簡単。
　奈須きのこがかかわった映像作品が、皆、同じ調子で作られているからだ。
　今更TYPE-MOONを引きずっているのではないと願いたいのだけれど、「CANAAN」も奈須きのこ調から外れるものではなかったし‥。
　
　とりわけ奈須きのこを嫌っているのではないのだけれど、同じ調子の作品を何度も姿形を変え見させられると、飽きが来るものだ。
　酷いものの言い様になるが、奈須きのこ風映像作品はTYPE-MOONも含めて、僕は、もうお腹いっぱいとなりつつある。
　作る側としてもTYPE-MOONに販売的に外れがない以上、冒険しにくいこともわからないではないけれど。
　
　さて、映画版「Fate/stay night」はテレビアニメ版と異なる「Unlimited Blade Works」シナリオになるとのことだが、制作スタッフ，声優陣はスライドしてくる様子だし、突き抜けた何かが出てくる可能性は低いからなぁ。
　あぁ、そうだ、遠坂凛の声が相変わらず植田佳奈なのは、僕にとっては悪夢であるのも付け加えておこう‥。
　
　奈須きのこ風味が好みの人には、そんなのは関係ないと思うけれど。