後編に違和感が「ひだまりスケッチ×365 特別編」

 後編の元ネタが、原作からではない*1のだ。
 同じシャフト制作でも、「ひだまりスケッチ」を見るのは久米田康治の層とはコアな度合いが違う、もっと軽い感じがする。
 「夜間きよ飛行」*2を、「【懺・】さよなら絶望先生」の最終回に組み込んでも許されるけれど、こちらをアニメにしたのは、ハードルが高いのではないか。
 
 それは自覚していたようで、同じ日に放映の「まほろまてぃっく」よりDVDの発売タイミングが早い。
 というか、普通に考えても例外的にDVD化が早い。
 本編を見る前に、予約させてしまう作戦に出たと見た。
 しかも、前編が乃莉となずなが「ひだまりスケッチ×☆☆☆」で登場するであろう伏線になるエピソードのため、後編を見て不満に思っても、予約を取り消すに取り消せないジレンマ。
 
 アニプレックス、すげー汚い作戦だよ、これは。

*1:ひだまりスケッチブック(ビジュアルファンブック)。

*2:「夜間きよ飛行」を知らない人は、ググって下さい。