もっと早く実現していれば‥「まほろまてぃっく特別編 ただいま◆おかえり」

 「カードキャプターさくら」見たさにアナログハイビジョンに手を染め*1、「まほろまてぃっく」見たさにBSデジタル機器を購入した、アニメ系AV機器廃人がいかに多かったことか!
 僕も「まほろまてぃっく」の再放送見たさにBSデジタルチューナーを購入したので、よくわかる。
 現BS-TBSは低画質の象徴とされているけれど、当時は16:9のフル画面で萌えアニメを見ることが出来るだけで、夢のようなことだったんだ。
 
 一期,二期のBlu-ray化に合わせた販売促進として作られたと思うのだが、「まほろまてぃっく特別編 ただいま◆おかえり」は、上記の背景を考えると、もう少し早く実現されるべきだった。
 つまり、本編のBlu-ray化を、Airなんかより先にするべきだったんだ。
 
 オリジナルストーリーになるのは、アニメとコミックの関係からやむを得ない。
 出来は、「まほろまてぃっく」の旧作を引き継ぎ、違和感ない仕上がりだ。
 とても「まほろまてぃっく」的な分、雰囲気が古いと言わざるを得ない矛盾。
 
 普段批判的だけれど、今回のガイナックスの仕事は、悪くない。
 重ねるが、ビジネスとしてタイミングが遅れたのだと思う。

*1:僕は、この時は圏外だった。経済的に。