平たく書けば麻雀版「バンブーブレード」?「咲-saki-」

 スクウェア・エックスで、しかも掲載誌が同じ。
 最初は主人公が競技?を部活でする事に積極的でないのだが実は元々非常に強いとか、だんだんチームにとして形になっていくとか、キリがないほど、「咲-saki-」は「バンブーブレード」と構造が似ている。
 
 後からアニメ化された作品なので、原作をなぞっただけでは、「咲-saki-」は「バンブーブレード」に遠く及ばなかったと思う。
 
 「咲-saki-」の見所は、たまに見られた*1、上がった時の過剰な演出が、バッチリはまったのだと思う。
 リアルさがないことが、逆に盛り上がるというか。
 普段は地味目にみえる咲も、上がり=エクスタシーっぽい表現とされていたりしてね。
 天江衣は、存外空気だったけれど、池田(笑)やステルスモモなど、相手方の脇役キャラにも恵まれた。
 
 終盤のオリジナルストーリー部分は賛否があるし、僕も不満ではある。
 しかし、丁度よいところまでを12話または24話にまとめようとした場合、中盤までのストーリーの濃淡がこれほど綺麗に収まらなかったとも思ったりする。
 ソフトを買うと考えるとつらいが、これで良かったのかも。

*1:恐らく、演出上頻発しなかったのだと思われる。