僕の好きな女性声優(1)−沢城みゆきさん

 アイドル声優として活路を開いてきた30歳+α,深夜アニメバブルの勢いに乗れた30歳−αの世代はここでは一旦外して、今も旬だが更に今後に期待するも少し若手のほうを、このシリーズでは三人あげたいと思う。
 
 一番手は、沢城みゆき
 芸歴は長いが、大学を出て何年も経っていず、若いのだ、本当は。
 
 この人の特徴は、多彩なキャラクターを確実に演じわけできる点。
 長台詞の場合、台詞の入り方,息の継ぎ方,台詞の終え方など、どうしても演じ手の癖が出てくるものなのだが、(意識すれば)感情表現を的確にしつつキャラクター毎にこれを自在に変えることができるのだ。
 ダメ絶対音感テストをすれば、難易度が高い声優の一人に入ると思う。
 お色気担当以外は全てをこなせる、オールラウンダーでもある。
 なので、学業を終えて以降出演が急増したが、今はセーブしている感じ。 
 
 今は、超絶テクニックを披露するより、「沢城みゆき」の個性を出す方向へと、シフトして行っているように思う。
 
 この人で女性声優は10年は安泰、と思う。
 沢城みゆきが出る作品ならば、僕は、無条件で見る。
 平たく書くと、「ファンである」と言うことなのだけれど。