「涼宮ハルヒの驚愕」の一部が、次号の「ザ・スニーカー」に掲載されるというお話

 遅れたこの時期に、このネタ。
 もろに、埋め草ですね。すみません。しかも、妄想の域。
 
 どうしてここまで発表が遅れた?ってのは、アニメ版「涼宮ハルヒの憂鬱」一期が、予想以上に受けてしまったところにあるんぢゃないかと想像したりする。
 
 何故なら、少しネタバレ気味になるけれど、アニメが放映されていた時期、原作ではキョン長門への依存度が高まり、涼宮ハルヒSOS団員からハブられている状態だった。
 アニメの成功で、別の勢力を持ち出してSOS団と対抗させる形として、ハルヒを再度クローズアップするニーズに応えたのが「涼宮ハルヒの分裂」だろう。。。
 
 だが、評判が高く,長門有希がメインとなる「涼宮ハルヒの消失」を映像化し終えるまでは、この方向転換を明確にはし辛かったのだろうと。
 つまり、「驚愕」はとうの昔に書き終えられていたが、発表するタイミングを失っていたんぢゃないかなぁ。
 
 しかし、「驚愕」は「ザ・スニーカー」に前半100ページのみ掲載、というのは困ったものだ。
 単行本発刊まで待っていいのだけれど、このような場合に限って、どこかしこ構わずネタバレを書きまくる輩が出てくるからなぁ。
 意図せず見てしまうと言うのが、最大の不幸なんである。
 
 文芸誌でも同じ形態をとるのは異例ではないから、角川書店を責める気には、毛頭なれないのだけれどね。