酷いパッチワーク「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」
一月開始の番組の感想も、そろそろ始まったり。
秋の番組と暫く混ざるけれど、どのレコーダーに録画しているかに依存するだけで、恣意的ではないです。はい。
事前に、「「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」は「けいおん!」に似ている」との噂を目にしてはいたけれど、実際に見て、まぁ、意味が理解できたw
キャラの配置やキャラクターデザインが「けいおん!」っぽかったり,音楽を話の中心として持ってきているってだけではなく、演出や動きの微細に至るまで、「けいおん!」の劣化コピーに見えちゃうのだ。
それだけではない。
「ARIA」など過去にヒットした作品の要素が、無理繰り詰め込まれてる。
また、これらを「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」として消化できていない。
だから、作品はただのパッチワークににしか見えないんだ。
監督がダメとか脚本がダメとか演出がダメといった範疇ではなく、作品の成り立ち(企画?)自体がダメだったと判断せざるを得ない。
テレビ東京とアニプレックスが、満を持して取り組むオリジナルアニメ*1である「アニメノチカラ」枠の第一弾がこの体たらくで良いと考えているのなら、オリジナル作品を期待を寄せていた層に対する裏切り行為に他ならない。
画質が良く,背景画は綺麗だった点けれど、それは本筋ではないだろう。
*1:もはや、オリジナルとされることにも強い違和感があると訴えざるを得ないのだけれど。