地上波で放送する意味が全くなし「聖痕のクェイサー」

 エロい場面の描写があり、そいつを放送版では思わせぶりにしておきながら、まるっと自主規制。
 完全版はソフトを買って見てね、ってヤツだ。
 
 その様なジャンルに需要があり、ソフトが一定数売れるのは認める。
 
 でも、コイツは自主規制部分が気に過ぎ、話の筋が追えなくなった。
 というか、「聖痕のクェイサー」って、自主規制部分を見るか原作を知らなければ、ストーリーを追えないのではないだろうか?
 でなければ、脚本上江洲誠で、こうなるとは思えないし。
 
 制作の枠組みがほぼ「鉄のラインバレル」と同じなので、地上波に来てしまったのだろう。
 視聴のパイが限られるのは悩ましい問題だけれど、視聴年齢制限番組として、AT-Xでいきなり完全版を放送した方が幸せだったような気がする。
 
 兎に角、地上波放送は、追う気がなくなったとさ。