「ブラック・ラグーン」#25 Roberta's Blood Trail - Collateral Massacre
一部地区で地上波放映された分は、ファビオラが「南米十三家族のひとつ、ラブレス家の雑役女中」と見得を切るくだりがまるっとカットされていたりして*1、輪をかけて「ブラック・ラグーン」を知らない人間には、全然わからない作りになっていた。
心配したが、OVA版ではキチンとしている。
原作で該当する「El Baile de la muerte」編は、既に完結しているため、人間関係,時系列に起こった概略はこの巻で整理されている。
残りの巻を、必殺メイドの大暴れと後始末に使うのだろう。
つまり、ストーリーが、原作順ではない。
そのため、この巻の見せ場は、イエロー・フラッグでのファビオラの大立ち回りだけとなる。
ナンバリングが#25となっている通り、一期,二期を既に見終えているもしくは原作を読んでいること前提の作りで、一見さんには引きが弱い気がする*2。
その分は、次巻以降に期待、としておきたい。