今度は少々堅かったかも「そらのおとしものf」

 角川書店には表面は軟派のように装いつつ、シッカリSFしている漫画が連綿と続いているのだけれど、「そらのおとしもの」もそのひとつと思っていいのだろう。
 第一期は「ぱんつを空に飛ばしてしまった」おかげで妙な注目のされ方をして、良くできていたのに、一般の扱いはほぼ色物となってしまった。
 
 それを踏まえてなのか*1、「そらのおとしものf」は若干堅い演出が施された。
 とりわけ「カオス」が直接絡む回は、シリアスと言って良い。
 見終えて、全体のストーリーはまとまっているけれど、も少し明るかった方が「そらのおとしもの」らしかったのでは?と思う。
 
 最後に、勿体なかったのが、終盤で派手に人物を中心に画がバランスを崩していたこと、か。
 セルソフトでは修正されるのだろうけれど、気になりストーリーへ移入できないほどとなってしまったのは、如何なものか、と。

*1:これは、ある程度注目は集めたので、次のステップへ進んだのかも。