俺の妹がこんなに可愛いわけがない(8)

 前回の刊行から、再び間隔が半年開いたなぁ。
 このシリーズ、京介が高校を卒業すると共に終わりそうなので*1、時系列にストーリーが進む体裁をとっている以上、残された「時間」は少なく、不用意に話を進めるのは得策ではないように思うので、これは,これで、ありかと。
 「いつ、おっぱいを触るべきか」なんて、些細なことなのだよ。
 以下、ネタバレなので改行。
 
 
 
 
 
 おーけー?
 7巻の感想では記述を避けたが、桐乃の了承のもと、黒猫は京介にアプローチして、落とすことに成功します。
 黒猫は「桐乃の了承」を大切にしており、桐乃の様子を伺いつつコマを進めていくんだけれど、この前提は崩されることはないハズなので、桐乃にとっても、不承不承ながらも受けざるをえない形になっているんですな。
 しかしながら、前回も書いた「恐らくラスボス」麻奈美が、むくりと動き出す...
 以降、次巻を待て!
 
 と言うことで、いきなりメインディッシュを出され、サア召し上がれと言わんばかりの、げっぷが出そうな作りになってます。
 サブカルチャーの包みを全て外しちゃってるから、賛否両論ありそうだ。
 
 僕の「思い」としては、一章の振り返りは十分推察しえた領域なので、サクッと済ませても良かったんぢゃないかと思う。
 それよりあれだ、イケメンくんを部活に招くに当たって、赤城瀬菜たんが、いきなり腐女子妄想を爆発させちゃうのは、イカンよ。
 そこは、もう一度羞恥プレイをネチネチと...*2

*1:ところどころに挟まれる「勉強はしている」描写から、浪人をすることはないだろう。

*2:おっと、眼鏡スキーの戯れ言はここ迄。