「神のみぞ知るセカイII」

 は、引き続き、各攻略キャラクターのエピソードの完成度がどれも高く、唸ってしまった。
 (原作準拠の順なのだけれど)ハクアがあのタイミングで登場するべきだったか?とか、最終回がよっきゅんで良かったのか?って、細かな疑問はあるのだけれど、12話で何人攻略するかの枠組みを固めてベストの話数を割り当てると、残される手は少ないだろうから、納得はしている。
 
 「神のみぞ知るセカイII」最後の攻略相手が長瀬先生と知って、締めるのが難しいんぢゃないかと心配したけれど、豊崎愛生が最初から「空気の読めなさ」っぷりを存分に醸しだしつつ登場。
 却ってテンションが下がる桂馬と表層の裏表をなすことで、経路が難しくなるストーリーを鮮やかにこなしている。
 
 トータルで「良かったんぢゃないすか」ってことになるのだが、三期に含みを残した終わり方をしていて、本当にするのか気がかり。
 同じスタッフを引き続き揃えられるのなら、良くなると思うのだけれど?