「Fate/Zero」は「Fate/stay night」を切り捨てても良かったかも
「Fate/Zero」のクオリティーは、2011年随一と思うのだ。
戦闘シーンの出来映え,梶浦由記の音楽、共に素晴らしい。
議論があったシナリオのウエイトの配分も、僕は異論はないのだ。
セイバーに見せ場がないのも、足かせをはめられる運命なので仕方ない。
数少ない不満点は、制作枠組みが変わっているのに、「Fate/stay night」登場人物のキャストを引き継いでしまったことに集中する。
「Fate/stay night」の10年前なのに、言峰綺礼がおっさん声過ぎる。
遠坂凛は、相変わらず微妙だった。
よって、セイバー陣営とアーチャー陣営対立の構図は、軽く映ってしまう。
逆に、ライダー陣営のウェイバー・ベルベットとイスカンダルのキャラが立つと言う、奇妙なことになってしまったのだ。
最後に、ひとつ、極めて個人的なことだが、僕は舞弥さん派なのである。
だから、出番が大量に削除されていることは、根に持っているぞ!w