思い切り娯楽に振った「ベン・トー」

 の作り方は、ひとつの解だと思う。
 板垣伸監督に振った時点で、派手なアクションシーンの期待はできた。
 弁当作画監督やスーパー毎に異なるBGMなど、随所に拘りもあった。
 アツく,それでいていい意味で軽い「ベン・トー」だから、これらの詰めと全体の練り方が、より良いモノにしたと思う。
 著莪ver.OPを作ったり,レギュラーのOPを途中から小修正したり*1と言った点も、目が行き届いていたと思う。
 沢桔姉妹に田村ゆかり堀江由衣の起用ってのも、クリーンヒットだった*2
 ヘラクレス棍棒石田彰さんは、あざとく狙いすぎた感じだけれど。
 
 テレビアニメの予算では仕方がないのかも知れないが、スーパーの陳列棚がCGで簡単に処理されていたため違和感があったとか、子細な指摘点はあるけれど、総じてマル。
 
 原作からの改編があったこと云々の話題もあるが、12話のバランスを考慮すると妥当なところに落ち着いたと思う。
 だから、ここで云々することはしないのだ。

*1:微妙に、ストーリーの進展に合わせ込んでいるところが、肝なのだ。

*2:DOG DAYS」陣営は、これを見て大いに反省いただきたい。