対象が絞られる「BRAVE10」

 状況説明など、絵や音で表現できるものも、敢えて台詞で伝えているため、冗長でテンポが悪い。
 劇伴なども必要最低限の質のもので、盛り上がりに欠けたりする。
 
 ただ、これは、真田十勇士を下敷きに、歴女で声オタな人を釣るってコンセプトで作られていると思うので、方針を一概に否定できないよね〜。
 敢えて台詞にするのも,劇伴が目立たないのも「声を聞かせる」ことが目的、「BRAVE10」は完成度を高める方向では作ってはいません、とされちゃうと、スゴスゴと引き下がるしかない。
 僕がターゲットになっていないので刺さらない、ってことで終了。
 
 「心霊探偵八雲」の時に遠回しにdisったんだが、小野大輔は声質が主役に向いていないと思ふ。
 イイ声だし,上手いけど、「GIANT KILLING」や「WORKING!!」のように脇を固める役の方が光る印象。
 一言で書くと「華は無い」んだろうなぁ。