設定のバランス崩した「探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕」

 「ミルキィホームズ」は、トイズがもたらす才能がありつつも、それを持て余す不甲斐なさが見せどころ。
 「サマー・スペシャル」は、単発なのでアレで許された*1けれど、序盤から見せ場がないミルキィホームズにはまったく魅力を感じない。
 アルセーヌ様と互する部分があって、ボケもするのなら許せるが、最初からボケ倒しでは、吉本新喜劇を見る方が遙かにマシってもんである。
 第二の「ギャラクシーエンジェル」と狙ったんだろうが、脚本家陣の力量差がありすぎて、これは無理があった。
 
 個人的には、次に挽回の余地を期待したいところ。
 しかし、機会を得られるかは、微妙なところだろうなぁ。

*1:というか、むしろ良かった。