圧倒的な戦闘シーンがスバラシイ「織田信奈の野望」

 いや、それ以外もいいのだが!
 それでも、真っ先に挙げなければならないのは、戦闘シーンでの描写。
 一対一,複数対複数,軍勢対軍勢、技術の使い方は異なってこそいるが、それぞれに目を見張るものがああった。
 特に一人の立ち回りでは、迫力満点の動画がこれでもかと登場。
 英雄女体化の静は可愛く、動の部分の躍動感は徹底的にやっていることで、ふたつのコントラストがしっかり描き分けられているのだから、不満の申しようがありません。
 某「キングダム」のスタッフは、コレを参考に猛省していただきたい。
 
 歴史的イベントを押さえつつ、大胆にアレンジする方向性もマル。
 低音が効いた劇伴はクオリティー高く、合戦シーンの盛り上げに一役買っている。
 織田信奈役伊藤かな恵さんは、序盤こそ据わりが悪い感触があったものの、家臣役の皆さんの好演に釣られるように、上手く役をつかんだと思う。
 
 二期を期待したいところも、ソフトの販売枚数が足らないとか。
 残念...