紛う事なきテニプリの後継「黒子のバスケ」

 試合の描写における盛り上げ方などはコチラの方が上と思うが、超能力プレイインフレ合戦+腐女子向けって意味で、テニプリの後継者かと。
 
 少々の誤解を恐れずに書くと、かつての「ロウきゅーぶ!」の方がバスケットボールのプレイを正確に描いている。
 その点、本作はNBAもビックリの超絶プレイがてんこ盛り、最近はバスケのテレビゲームだってこんなに乱暴な設定はありません。
 それでもOKと思わせるのは、本作に、バスケットボールがテーマである必然性が全くないからなんですね。つまり、テニプリの後継。
 
 劇伴に関しては、ランティスクオリティを余ることなく発揮して、最悪の部類。
 低音が出ていない、ズンズンとした音ほど悲しいものはない。
 OPは、前半のも後半のも、何を歌っているか意図不明のクズのような代物。
 唯一、前半のEDでヒャダインがいい歌を提供していたけれど、焼け石に水
 
 細々と不満を書いたけれど、色物と割り切り全力投球してる作り方はマル。
 もう一回アニメーション化するようだが、懲りずにバカ路線を走って欲しい。
 そうで得る限り、応援はする所存(ソフトを買う気はないが)。