またNHKは良質のコンテンツを手にした「銀河へキックオフ!!」
開始時は地味で、努力を重ねていくタイプのサッカーアニメーションだ。
その、前を向いて努力すれば得られるモノがあるとか,サッカーは楽しいことを、丁寧に描いている点に好感が持てる。
こども向けでも、これをシンプルに描いているモノが、このところとりわけ少ないから、尚更、評価が高い。
(原作通りなんだかれど)三つ子は絵にするとやり過ぎのような感じもするし、玲華ちゃんの確変も同様なんだけれど、それらの矛盾を小林ゆうさんの真摯な演技(や各話の演出)が吹き飛ばしてしまう*1。
それくらいのクオリティーがあったあし、Jリーグの監修が効いているためか、プレイの場面でも無理がなかった(バルセロナ編を除いて)。
花の部分が8人制のトーナメント戦と後半の方になるため(その分花が大きい!)、放送する側は我慢を強いられるコンテンツ。
今となっては、このタイプのものはNHK以外で作るのは難しそうだ。
それを手にした分、FIFAワールドカップへ向け、大きな武器になるかと。
「GIANT KILLING」も持っているだけに、NHKは盤石であろう。