酷すぎる「絶対防衛レヴィアタン」

 ゆるゆるなんだけれど、「探偵オペラミルキィホームズ」シリーズのような計算されたものではない。投げっぱなし。
 投げっぱなしでも、「ギャラクシーエンジェル」のような、秀逸なオチがついているのでもない(同じゲーム出自だけれど)。
 劇中の作画は、シーンチェンジした途端にキャラクターの姿勢が変わっていたりして、つぎはぎ感が拭えません。
 元請けはGONZOも、外に出している弊害がモロに出ている感じだ。
 
 メインキャラクター四人のうち過半数が、名前は売れているけれど上手とは言えない人たちで構成されており、やりとりにはテンポも勢いもなし。
 特に、早見沙織さんは、能登麻美子さん系ダウナーボイスでこのクール推そうとしているようだけれど、全然あっておりません。失格。
 
 お金が唸るほどある(とも言えないみたいだけれど)GREEが、ソーシャルゲームの販促にアニメーションを使うのは理解できなくもないが、机上の計算で売れそうな組み合わせを並べているだけで、クレジットに名前を連ねている電通に中間マージンを搾取されているのではないかってところを危惧する。
 百歩譲ってGREEが損するのは不勉強だが、電通の懐を肥やすのは腹が立つ話だ。
 
 兎に角、酷い作られ方です。
 んで、途中で視聴終了。