「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」

 見る前は全く期待していなかったので、ダークホース。そしてOP詐欺。
 OPの格好良さだけなら、このクールでも屈指である。
 
 本作は、智子どれだけ惨めにひとり相撲をするかが見所なので、失礼だがあまり出演作品が多くなく且つ上手い橘田いずみさんの採用は当たりだったのではなかろうか?
 あとは、このようにニヤニヤさせる仕掛けが多い原作は、SILVER LINK.*1に料理させれば、上手い具合に安定してくれる。
 で。
 ちょっといい感じの話のところは、上手いこと有名声優さんの力を借りると。
 とりわけ、野中藍さんの生徒会役員は、「神のみぞ知るセカイ」の図書委員長と双璧のはまり具合だった!
 ほぼ完璧である。
 
 注文するとすれば、智子の目元のクマは、OPの作画(大変だろうけれど)にしてくれれば良かったかと。
 ちょっと、本編のブチブチは、動画にすると別の意味で不気味なんである...
 あと、終わり方が...
 連載継続中の作品であることを考慮しても、中途半端だった。
 そこは、きっと、Blu-rayの売り上げに響いてくるところになると思う。
 それだけに、勿体なくはあった。

*1:と言うか、大沼心監督。