オシャレで楽しいじゃんよ「スペース☆ダンディ」
理不尽なスペースファンタジー&ギャグのアニメーションは、「ギャラクシーエンジェル」の流れを汲むのもノ。
一話完結形式で各話が他のどの回ともリンクしていなかったり,ぶっちゃけありえないバッドエンドがあったりと、世界観を共有しつつ自由奔放にやり散らかしているところまで類似している。
渡辺信一郎総監督なので、「カウボーイ・ビバップ」の延長線上と考える向きもあろうだが、当ダイアリーは「断じて違う」と見ている。
ところで、このような作りのものは、このところ非常に少ない。
全てがオリジナルのエピソード,且つ作り込みは入念だ。
そこは流石、BONESと思う。
スペース☆ダンディバンドが繰り出す劇伴は、ジョン・ウィリアムズなどと異なる雰囲気ながら宇宙感があり、とても聞き心地が良かった。
iTunes経由だけれど、久々にO.S.T.を購入してしまった。
事前に、第2シーズンを予定していたようで、その手のものは碌なことが起こらないのが世の常だが、本作は好感触。
ここは期待しておきたい。