競技へのリスペクトが足りない「黒子のバスケ」2期

 アニメーションを作る側の問題ではなく、原作そのものがそうなんだろうが、霧崎第一高校戦などを平気で描写してしまうあたりが、「黒子のバスケ」の世界はバスケットボールへの愛が足りないと言うべきかと...
 基本的に色物と割り切ってアニメーション製作に全力投球している様はマルなんだけれど、気色悪いところもそのまま作ってしまわざるを得なかったあたりが、原作ファン層の厚みがある故のプレッシャーと解釈せざるを得ないのだろうか?
 
 出来映えは、木吉と日向の過去話が間延びしたところを除き、総じて良い。
 劇伴は、前作ほど酷くはなかったが、普通だろう。
 前作のヒットでランティスを外せなかった時点でから、自ずと限界はある。
 
 これ、「赤」がまだプレイしていないので、三期はあるんだろうなあ。
 どんなトンデモプレイが登場するか、楽しみであり,怖くもあるw