マリアの魅力薄まった「純潔のマリア」

 主に演じる方ではなくて、キャラクターデザインで損をしたかなぁ?と思う。
 動かすために描きやすくしたと推察するが、石川雅之が描くマリアの魅力、10%も出ていません。
 
 相当に入り組んで描かれた原作をときほぐし,再構築したシリーズ構成・倉田英之氏の手腕は、流石と唸らされる。
 それだけに、アニメーションを見てから原作を買う、これはアリだろう。
 
 他の魔女(特に能登麻美子さん!w)のキャラが立ちすぎなど、原作を読んでいるが故の細かな不満はあるものの、OPのクオリティの高さも含め、そこそこ満足度ある作品には仕上がっていると思う。
 
 good!アフタヌーンには、「はねバド!」やハードル高いが「ぐらんぶる」など、映像化候補が揃っているので、この流れで引き続きお願いしたいところだ。