「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」

 一期から、この制作会社,スタッフで出来ていれば...と思った。
 作画とシナリオの整理の出来、両方とも今回の方が圧倒的に良いのだ。
 劇伴や音響,OP, EDなどの音響面はもとより合っていた(ここはスタッフ不変)ので、ほぼマイナス要素がない。
 
 一方で、物語は裏で「うっすらと」ラブコメ要素を展開しつつもシリアスな内容が多くなる分、地味な印象が拭えない。
 この第二クールから登場した声優さんも、好演光るのだが...
 
 盛り上がりがあって終わることがない本作は、第一クールの感想でも書いたとおり、「腐った青春時代」の映し鏡なんだろう。
 
 凄く流行ることはないかも知れないが、長く見続けられる作品になるのではないだろうか?
 
 佳作だ。