超人伝説「黒子のバスケ」3期

 1期,2期の感想でも書いているとおり、そもそも原作がバスケ漫画ではなく、「テニスの王子様」後継の超人伝説トンデモ系漫画だ。
 しかも、誠凛高校のメンバー以外は、主力の登場人物は「人としてもどうよ?」と思わされる言動をする者ばかりで*1、非常に残念感漂う。
 それに、「バスケットボールへの愛」もない。
 
 これらを救っているのが、Production I.Gの演出力(若しくは、高木登氏のシナリオ構成力)だろうと、ボクは思っている。
 それに、声優さんの頑張り(+劇伴を除く音響)がプラスされる感じだ。
 
 何が何でも神谷浩史起用は、女子受けは良かろうが如何なものかと。
 赤司征十郎役、彼が演じてきた歴代キャラクターの中でも、群を抜いて「合っていなかった」と思う。
 
 最後までスタッフの情熱に当てられ「見させられた」感あるが、結果、残念な印象しか残っていないのだった。

*1:唯一、青峰大輝だけはまともだったかと。アホやけど