予想裏切る良作「暗殺教室」

 殺せんせーの見かけなどから出オチがせいぜい、「週刊少年ジャンプ」の名前を笠に着た強引なアニメーション化*1と思っていたが、いい意味で「大いに」裏切られた。
 
 滅茶苦茶な設定でありながら、教育とはなんぞや?とか, 真に学生時代に学ぶべきものとは?とか、人としての生き方がどうか?など示唆に富むことを、絶妙なギャグを織り交ぜつつ、実に説得力を持たせて描かれている。
 原作の素晴らしさがある上で、且つこの作品を岸誠二監督+上江洲誠(シリーズ構成+脚本)のコンビにお願いした、それが、見事に填まったと言えるだろう。
 
 当然、二期があり、結末はある程度予想される(でないと、原作の完成度が落ちるハズ)ものの、その過程を大いに楽しめるであろう作品の登場だ。
 
 期待して、続編を待っている!

*1:アニメーション以外では、このところのフジテレビは、そういうのが多いですから。