畑健二郎「先生」への警告(もしくは最後通告?)

 金曜に発売された「さよなら絶望先生」第17集紙ブログ、畑君いじりの件だ。
 
 畑君は師匠を踏み台にして、売れっ子漫画家に出世。
 一方、師匠久米田康治は、未だに底辺の漫画を描いている‥。
 
 これが、従来の設定。
 ところが今回の紙ブログでは、二人の関係を弟子と師匠ではなく、「久米田プロで働いていた人のひとり」と、突き放している。
 例によって自分を矮小化するオブラートにくるまれた紙ブログの主旨は、
 
 +社会人として、最低限の義理は果たしなさい。
 +漫画家は、無粋ではいけない。
 
と、畑君に警告しているように読める。
 お互い、違うマンガ週刊誌で連載を持っている身。
 接点が少ないため、このような形を取ったような気が。*1
 
 この件で気づいたのだが、最近の絶望先生、畑君いじりが無くなっている。
 以前、赤松健が自分のホームページで「久米田の野郎」と書き「もっといじってくれ」と希望したように、漫画家同士のいじりあいでは「いじられる方が美味しい」のだけれど。
 今は敢えて避け、突き放しているのではないかな?
 
 それにしても、「いちごの件」が普段は接点のないハズの久米田先生の耳に入るようなら、畑君、本人のあずかり知らぬ裏で、相当にマズイことになっているのではないかと。
 「社会」って言うのは、どこでも怖いものなのだ。
 ちょっと心配だなぁ。

*1:推測だよ。