雑誌を買ってもらえると言うこと

 少々上から目線のタイトルになってしまったが、思いつかないので。
 
 刊行される漫画雑誌の種類はとても把握できないほどに増えている*1、のだが、一貫してこのところ大手の雑誌ほど発行部数が減少している、らしい。
 数字を出すと、なんかありそうな気がするので、「らしい」で。
 
 購買層の人口減や,携帯代にカネを吸い取られているなどの理由もあろう。
 が、例えば週刊少年ジャンプなら毎号240円を払う価値があるか?ってことを、客観的に考えて見合うかどうかを問われているのではないか?
 こういうことには、大人より子供の方がシビアだったりする。
 読みたい漫画が240円分詰まっていなければ、600万部の栄光とか,少年誌第一位とか関係なしに、アッサリと捨てるんである。
 
 この論理で捨てられてきたのが、週刊少年サンデーであり,週刊少年マガジンだったのだ。
 月刊も同様。
 月刊少年ジャンプジャンプSQに衣替えして何とかなっているのは、止めたといえ元の雑誌の支持がそれなりにあった基盤の上に成り立っていると思う。
 
 つまり、ゲッサンはどうよ?とか、コミックギアって(略
 
 北斗の拳一辺倒だったコミックバンチが、まともに読めるようになるのに、7年かかった。
 新潮社の辛抱の賜だ。

 んが、早く成果を刈り取らなければならない最近の景況を考えると、単行本は売れているのに雑誌が倒れると言う例が続出する気配が‥するようだよ?

*1:しかも、リニューアルとか,誌名の変更などを数えると限りない。