とある青少年健全育成条例

 漫画やアニメーションに対し網をかけようとしてるから擦った揉んだするのであって、青少年が障害なく入手できるコンテンツ全てを対象にするのでなければ、条例そのものに意味はないと考える。
 つまり、一般紙や文芸誌に掲載されている小説や、テレビで放映されているドラマなども含め、一般化した問題として検討すべきだ。
 全部ひっくるめて俎上にあげ、この条例が当てはめられて大丈夫か?
 そう言う、議論をして欲しい。
 
 もう察しはつくと思うだろうが、そうなると大マスコミ様のコンテンツもまるっと規制対象になってくるので、彼らとしても困るのだ。
 だから、この条例の話題へ大きく踏み込めない。
 「新鮮な筆致」な芥川賞の作家の小説なんて、要はエロである。
 大新聞に毎日掲載されている小説も、エロだったりする。
 ちょっと小綺麗な若い女性が書いているからOKなんであって、作家がブサメンの男だったら...まぁ、そう言うこと。
 漫画やアニメーションが犠牲になって自分たちが助かれば万々歳、そう言うメディアへの期待は無理。
 このような投稿を書いたりして、「こちら側の住人」なりの対抗手段を、やっていくしかないのだろう。