非常時も、放送の多様性は許されても良いハズ

 東北地方太平洋沖地震のあと、テレビ東京が先陣を切る形で「テガミバチ REVERSE」を放送したところ、不謹慎と吊し上げられ、社長が謝罪する羽目になった。
 後に原発が不穏な事になったのを知った今でも、謝ることが正しかったとは僕は思えず、むかむかしている。
 
 このような災害時の報道の力は、民放のリソースでは極めて限定的だ。
 詳しくは、色々あって書けないけれど、NHKは別格なのである。
 民放は、性か、己が担当する番組の視聴率が欲しいんで、映りが良く,聞き心地がよい(視聴者が「大変な被害なんだ」と実感したつもりになれる程度の作為的な)材料ををどの番組でも選択してしまうので、げっぷが出るほど同じ内容の繰り返しに終始してしまう。
 挙げ句の果てに、虚偽に近い官製の説明を流す、大政翼賛放送である。
 
 なら、深夜アニメを放送してもいいぢゃんか!
 さらに指摘するならば、このような時こそ子供向け番組だけでも流し、子供の心のケアにも気遣う。
 そういうのが、公共の電波を使う者の器を示すんぢゃないだろいか?
 
 ずっと思っていたのだが、クールの合間なので、堅い話を挟んでみました。