2009-01-01から1年間の記事一覧

「Fate/stay night」を見に行きたいかと問われると

どうも積極的にはなれない。 また、Blu-rayやDVD化されるのだろうけれど、買う気にもならないだろう。 理由は簡単。 奈須きのこがかかわった映像作品が、皆、同じ調子で作られているからだ。 今更TYPE-MOONを引きずっているのではないと願いたいのだけれど、…

作りが古い?微妙?「ひだまりスケッチ」になれなかった、「GA 芸術科アートデザインクラス」

原作では少なくとも「GA 芸術科アートデザインクラス」(以下「GA」)の方が「けいおん!」より面白いと、僕は思っていたのだが、アニメ化で立場が逆転してしまったように思う。 「けいおん!」はまだ視聴中、「GA」の方は開始三話で切ることを決めたので、…

「夏のあらし!」

久しぶりに、縛りがなく作られたシャフト作品と言った感じで、妙な緊張感なく見終えることが出来た。 「ぱにぽにだっしゅ!」より後に制作されたシャフト作品(現在進行中のものも含む)は、妙な制約をつけられたり,アニメ化へのハードルが高い原作を押しつ…

僕には遅すぎた「エレメントハンター」

この時期に、6月開始アニメに触れると言うことは‥、見切りをつけたということ。 但し、タイトル通り「エレメントハンター」が全くダメな作品と語るつもりはないのは、先に断っておく。 「絶対少年」以来の、原案だが伊藤和典*1かかわる作品言うことで、「エ…

「To LOVEる」の連載が終了し

大げさかも知れないが、ひとつのブームが終了したと思う。 週刊少年ジャンプで、完全にエロありのラブコメを出来たことが奇跡。 そして、他誌でフォロワー(と言うか、過激路線)を産んだことも事実。 巻末の矢吹健太朗のコメント、「バトル路線に行かずに終…

気の利いた一品「リストランテ・パラディーゾ」

NOISE枠のため前作(むにゃむにゃ)を思い出すと全く期待できない予感がしたのだが、意外と言っては失礼だが当たりだった。 たとえて書くと「狼と香辛料」の一期と同じ、「予算や制作のパワーはないけれど、原作の良さは殺さない」意気を感じる作品だった。 …

J.C.STAFFの恐ろしいまでの安定感「初恋限定。」

これは、いい意味でも,悪い意味でもなんだけれどね。 いや、元のキャラクターデザインの印象を崩すことなくアニメ化することに関して、J.C.STAFFの右に出るところはないだろう。 「アニメ化困難」と言われたのいぢ絵(「灼眼のシャナ」)もモノにしたし*1、…

ノイタミナ風味のプロダクションI.G料理、「東のエデン」

春アニメ(というか、6月終了番組)の感想が書けるようになってきた。 一番手は、「東のエデン」。 本作が一番良かった!から最初なのではなく、視聴終了順に書いていくのでご了承を。 タイトルでほぼ思いを表現できてしまったと思うのだけれど、音楽:ソニ…

夏コミ、成功

1日目18万人,2日目18万人,3日目20万人、計56万人(前年+1万人)。 地方在住の僕の目には、コミケカタログの動きが重いように見えたのだけれど、不況も何のその。 ヲタのパワーは、まだ捨てたものではない、と。 知り合いがサークル参加な人ばかりなので、…

今更ながら、「機動戦士Zガンダム」

正月にBS11で放送したものを録り溜めたままにしていたが、やっと全部観たので、遅まきながら。 公開されたのはとても前だけれど、一応「映画」のくくりで。 最初に結論を。 ガンダム作品としては及第だが、フィルム(映画)としては落第点かな。 一つの作品…

俺の妹がこんなに可愛いわけがない(4)

公式には明日発売だけれど、普通の書店でも金曜日にフラゲできたと思う。 電撃文庫は「狼と香辛料」XIIも同時発売だったけれど、発売日が徹底されていた*1分、どちらも金曜「は」動きは鈍かったように思う。 早速読了したので、感想を。 以下、ネタバレなの…

畑先生、勢いに乗ってマス

事は、「【懺・】さよなら絶望先生」第五話。 例の師匠の弟子いじりで、「うるうギャルか ええよええよ」と単行本のうるうページで描かれていた畑先生、その部分の声を当てるため、本人役で出演してしまった。 いや、気がついたのは、EDのキャスト一覧に「畑…

ファンタジー物のアニメ化は難易度が高いのかも知れない

「グイン・サーガ」,「クイーンズブレイド」と、立て続けに継続視聴する気にならないとしたファンタジー物だが、また屍がひとつ。 「PandoraHearts」ね。 先に出た2作品と異なり、僕は、月刊Gファンタジーを毎号購読しているから「PandoraHearts」は連載開…

コミケカタログの動きが、重いような気がする‥

私的定点観測のため全体がそうとは言い切れないのだが、冊子版もCD-ROM版も、例年の夏コミと比較して、動きが鈍い気がする。 企画が良かったため、スタートダッシュは上々だったと思うのだけれど、あとが続かない感じで。 去年の冬は、表紙が蒼樹うめてんて…

毒にも薬にもならぬ、「明日のよいち!」

特に食いつく要素もなく、画は普通,演出も普通,音響全般も普通,ストーリーも普通の萌えハーレム系。 逆に、決定的に視聴を切る要素もなく、何故か最後まで見てしまった。 そんなアニメ。 たまにあるよね、こういうの。 酒のつまみに視るのに丁度良い感じ…

林檎もぎれビーム!

少年マガジン本誌の久米田康治の巻末コメントに、「【懺・】さよなら絶望先生」OPがまだできていない*1とあり、本当に二話まで暫定版の酷いつぎはぎOPが流されていた。 で、三話目にして「出来上がって」きてOP披露となったわけだけれど‥。 危険すぎてボツと…

筋が悪い「エンドレスエイト」

僕のほにゃらら*1な方の名言に、「生まれが悪いものは、育ちも悪い」ってのがあって。 「生まれ」と言うのは、家督とかを指すのではなく、物を生み出す「理念」と書いた方がわかりやすいかな。 で、「エンドレスエイト」だ。 「涼宮ハルヒの憂鬱」原作の中で…

A-1 Picturesの行く先を憂う

この会社が表に出てきたのは「おおきく振りかぶって」だと記憶している*1。 あの作品は体制を整え準備万端だったのか(それとも、監督か脚本が良かったのか)、非常に丁寧にまとめられていた。 それが、作品を量産するようになってから、どんどんクオリティ…

もう、「湯気さん」,「光さん」に頼るのやめない?

つまり、「クイーンズブレイド」*1のことさ。 コードに引っかかるorその可能性がある描写をする場合、放送版は湯気や光の当たり具合で誤魔化し、「そこが見たければソフトを買ってね」ってのはオトナのお約束だ。 それは、重々承知している。 それを差し引い…

春の新番に伊藤静が出すぎているような気がする件

遅くなったけれど、「けいおん!」を残し当地で視聴可能な番組を、やっと見始めるところまでいった。 どれほど「合わない」と感じた番組でも、視聴継続するか否はを決めるのは三話までは我慢が原則*1だけれど、もう、そこそこ語れるぞ! でも、「一話見ただ…

「黒執事」二期決定は意外

あくまで伝え聞いた話で且つ過去はその傾向が顕著だったため、「そうなんだ」と思っていたのだが、スクウェア・エニックスの漫画の場合、どんなに一期が中途半端な終わり方をしても*1二期は無いものだと理解していたのだが、この春の「鋼の錬金術師」以降、…

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を観に行くべきと

週明けから人に会う度に耳にタコが出来るほど言われ*1、ネット上でも様々なところで、その様な書き込みを見かけるのだけれど、僕は「序」の時から、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」は(いや、ある意味「も」だ)完結するまで見ないことに決めておる。 何故って…

HV放送だからって、何が何でも良いのではない

世間には「高画質厨」や「BD厨*1」が一定数存在し、AV機器の販売やBlu-rayの普及(アニメだけ突出してるけれど)に貢献している。 これは、認める。 素材の画質はは良いハズなのに、放送設備の関係で汚い画を放送しているBS-TBSが責められるのも真っ当だとは…

終わりなき物語「地獄少女三鼎」

「どうせ、けりをつけずに、四期をやるんでしょ?」等と言う穿った見方ではなく、「地獄少女」は原案が出来た時から、終わりなき物語だったのだ、たぶん。 否定できぬ不条理な世の中を客観的に見せる手段として、地獄少女が出来上がったのだと思う。 三期*1…

始まりよりも終わらせ方が難しい

一般論として、そうなるよね。 漫画なら人気がなければ打ち切られるし、人気が出れば引き延ばされるし。 「ドラゴンボール」は、何故七つ集めたところで終わらなかったのか?とか、当時とても奇異に感じた記憶がある。 で、お題は、アニメ版「スキップ・ビー…

合言葉は勇気!「ソウルイーター」

OPの最初から、カメラをクレーンで吊って回り込み後を追いかける感じの長回し。 少々古い手法だが、あれだけ長く回し,実写では不可能なカメラ移動。 しかも、地デジの世帯普及率が半分に満たない昨年春に、16:9の上下をカット(いわゆるビスタサイズ)でOP…

サテライトがマクロスFの貯金を吐き出す勢い

「バスカッシュ!」で、監督とチーフアニメーターを降板。 フランス人クリエイターも参加して、「話題」のアニメーションのハズだったのだが*1、どこかで制作進行上の歯車が狂ってしまった模様。 こういう話が表に出ると、DVD等の販売で回収するビジネススモ…

あなた、最低です(いい意味で)

予告通り、三月に終了した番組から。 今回は、「鉄のラインバレル」。 ロボットものとしては、「機動戦士ガンダム00(セカンドシーズン)」も同時期に放映していたけれど、主人公が中二病な分「鉄のラインバレル」の方が、より素直にロボットものらしい感じ…

「化物語」キャスト判明

昨日の、2ちゃんねる某スレより。*1 -阿良々木暦:神谷浩史 -戦場ヶ原ひたぎ:斎藤千和 -八九寺真宵:加藤英美里 -神原駿河:沢城みゆき -千石撫子:花澤香菜 -羽川翼:堀江由衣 -忍野メメ:櫻井孝宏 神谷浩史は、同じく7月期のシャフト作品、「さよなら絶…

勢いで押し切った「アキカン!」

今回から、3月に終了したアニメの感想が、入っていく。*1 視聴にはDVDレコーダー3台を運用していて、番組の視聴順がバラバラになっているため、番組終了時期と、僕の番組評価と掲載順が連動しないのは、ご了承願いたい。 先発バッターは、「アキカン!」。 …